完全初心者のためのノーコードツールmake(integromat)チュートリアル 2024 その3.Gmailでの送信とフォームの自動受付

make(旧integromat)

こんにちわ!アイリスです。

前回は、フォームで取得した内容をスプレッドシートで取得する連携をやりました。

前回の内容はコチラ↓

完全初心者のためのノーコードツールmake(integromat)チュートリアル 2024 その2.フォームの値をスプレッドシートで取得する
こんにちわ!アイリスです。に続いて今回は第2回目です。前回は、Makeアカウントの設定からGoogleフォームの値を取得するところまで実践しました。今回は、その続きになります。Google sheetを作成して連携する最初に行うのは、Goo...

今回は、最終回としてフォームに入力された値をもとに、メールを返信することと、フォームを本番で動かせるようにしたいと思います。

Gmailモジュールを使う

選ぶモジュールは、「Send an Email」です。

このモジュールは言葉通り、メールを送るモジュールですね。

またまた、初回の接続になるので認証になりますが、Gmailの認証はかなり工程が長いです・・

こちらについては、動画で説明しますので本文では割愛します。

Gmailモジュールの設定は簡単です!

Email address1:送り先のメールアドレスを入れます。左の「Array aggregater」モジュールから値を持ってきましょう。

Subject:こちらはメールの件名ですね。「~様」と入れたい場合は名前を入れてみましょう。

Content:最後に本文の内容ですね。図のように取得した値を変数のように扱うことができるので、好きなように文章をカスタマイズすることができます。

これで設定は完了です。

フォームにテストの入力をして実際にフローを動かしてみましょう。

メールが配信されるはずです!

最後に、本番運用してみよう

今のままだと、フォームを入力してから手動でフローを動かさないとメールを送ることができずに不便です。

ここでは、フォームの受信を「WEBHOOK」という技術を使ってMakeで感知し、フローを自動的に開始する処理を行います。

それをするためには、Googleフォーム自体に「アドオン」を入れてフォームの情報を自動的に発信するようにします。

入れるアドオンはこちら

Email Notifications for Google Forms add-on

Email Notifications for Google Forms - Google Workspace Marketplace
Get form answers in an email after users submit the form. Send emails to different people based on form answers. Receive...

このアドオンを導入すれば、WEBHOOKが利用可能になります。

基本的な使い方については、こちら↓

How to Install Email Notifications for Google Forms - Digital Inspiration
Email Notifications for Google Forms add-on is available for both Gmail and Google Workspace accounts.

その前にWEBHOOKを起動しよう

まずは、Make側での値の受け入れを準備します。

今回は、WEBHOOKというモジュールを使って値をゲットしましょう。

モジュールを追加して、WEBHOOKと検索すると「Webhooks」というモジュールがあり、その中の「Custom webhook」を選択します。

設定は簡単で「Add」を押して、「Copy address to clipboard」を押してWEBHOOKのURLをコピーして、「ok」を押します。

Email Notifications for Google Forms add-onの設定

こちらの設定は、以下のようにしましょう。

Webhook name:英語で好きなものを入れる

Method:Post

Request URL:こちらは、MakeのWebhookモジュールでコピーしたアドレスをペースト

一番下は、Request Bodyを選択して、Content  Typeを「application/X-www-form-urlencoded」を選択してください。

最後にSaveを押せば、フォームの準備は完了です。

この操作で、フォームを入力するとフォームのデータがMakeのWEBHOOKへ向けて自動的に送信されるようになります。

シナリオを微調整する

Googleフォーム側の設定が完了したら、Makeの設定も微調整します。

まずは、Googleフォームのモジュールを切り離して、WEBHOOKのモジュールに変更、それと同時にシナリオの開始を表す時計マークをWEBHOOKのモジュールに移動させます。

そして、上図のようにスプレッドシートに入力する値をWEBHOOKモジュールから取得するように変更しましょう。

完成形

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